過払いとは?初めてでもわかる過払い金請求(名古屋の司法書士が解説)
過払いとは、利息を払いすぎていた場合に、返してもらえる可能性があるお金(過払い金)のことです。
「昔の借入れだけど関係ある?」「いまさら聞けない…」と思う方ほど、対象かどうかの確認(無料) を先にするのが近道です。
まずは確認|あなたは“過払い”の対象かも?
次の3つに当てはまる方は、過払い金が発生している可能性があります。
・消費者金融・カードローン・クレジットカードのキャッシングを使っていた
・2010年6月より前から取引がある(または昔から長く借りていた)
・いまも取引中、または完済したが一定年数が経っていない
※上限金利は借入額により年15〜20%で、2010年6月に制度が見直されています。
過払いとは?なぜ“払いすぎ”が起きるの?
過払い金は、カードローン等の利息が、法律上の上限を超える形で支払われていた時期の取引で発生しやすいものです。
上限金利は、借入金額に応じて年15%〜20%で整理されています。
みなし弁済とは?(かんたんに言うと)
以前は「本人が任意で払ったなら上限を超える利息も有効」という扱い(みなし弁済)が争点になりました。
ただ、最高裁判例を踏まえた実務の流れの中で、昔の取引で過払いが問題になるケースが広く知られるようになっています。
初めての過払い金請求
よくある不安3つ
Q1. もう今さらでも過払い請求できる?
ケースによります。まずは「いつ完済したか」「途中で借り直しがあるか」など取引の経過で変わります。一般論としては時効との関係があるため、早めの確認が大切です。
Q2. 手続きって難しい?
取引履歴の取寄せ、計算、相手方との交渉(場合により訴訟)などが必要で、初めての方が一人で進めるのは負担が大きいことが多いです。
Q3. 相談したら、必ず依頼しないといけない?
いいえ。まずは「過払いがあるか」「金額がどれくらいになりそうか」を把握してから、依頼するか決める方が多いです。
過払い金請求の手順(専門家に依頼する場合)
1.ヒアリング(いつ頃・どこから・どんな借入れか)
2.取引履歴の取寄せ
3.引き直し計算(過払い金の算定)
4.返還請求(交渉)
5.合意(和解)または裁判手続き
6.返金・精算
名古屋で過払い金の相談先を探している方へ(司法書士に依頼できる範囲)
司法書士(認定司法書士)は、一定の範囲で簡易裁判所の事件等について代理業務が可能です(目安として請求額140万円以下の範囲など)。一方で、金額・手続・事案により弁護士対応が必要になることがあります。
「自分のケースはどちら?」という段階でも大丈夫です。状況を伺い、最適な進め方をご案内します。